私達の関係は…これはただの不倫ではない。
いつも会える日のことばかり考えてるし、会えばもちろんSEXするし、電話やLINEでもSEXしている。それはほぼ毎日のように…
でもこれが世間一般で言うただの不倫ではなく、永遠の愛であることを、私達は時間をかけて証明するつもりだ。
特に裕は、付き合い始めたその日から、そう言ってくれている。
昨夜、私は裕の私への愛をさらに強く感じた。
我が家はコロナの影響で夫のお給料は激減した。
私がフルタイムでの勤務を考えないといけないほど、家計は苦しくなった。
そのことを裕に話したら、裕は固定費の削減など具体的にアドバイスしてくれた。
それから私達にしては珍しく、死についても話をした。
私は心が弱いから、死を考えたこともあるし、生きているのが辛くなってしまう時がある。
裕は私に
「もし、逃げたくなったら俺のとこに吐き出せばいいから。逃げてくればいいよ。
俺はずっと雫のことを考えてるから、何かあったら相談してね。
お金とかなんでも。
まぁ、気持ちだけって言うだろうけどね。
本当に困ったら、言って。」
そう言ってくれた。
私は
「ありがとう…
そう言ってくれる人がいると思うと、死を考えることはないと思う…
今、死を考えるくらいなら、全てを捨てて裕ちゃんのとこにいくよ。
迷わずね」
そう答えた。
「俺は雫にとっての逃げ場所になるから。
愛するってそういう良いも悪いも全部受け入れるってことだもん。
当たり前でしょ?」
「愛っていろんな形があるね…
夫婦じゃなくたって、これは本物の愛だもん」
「うん。愛してるって軽く言うけど、強い心がこもってる。
それをわかってくれたら、嬉しいかな。
雫、とても愛してる。
ずっと離さないからね。
愛し続ける」
私達はもしSEXができなくなったとしても、お互いを愛し続ける。
心の繋がりが、何よりも強いから。
私は一生、あなたを愛します。
そして来世でも、ずっと愛し続けます…