私はTwitterで知り合ったAさんのことを好きになった。
ある夜。AさんとLINEで話している時に、私はAさんに「好きだよ」と冗談ぽく言ってしまった。
Aさんには、過去に死を考えるほど絶望的だった時に、Aさんを支え、生きる希望を与えてくれた女性がいた。
その女性とは、再婚も考えてないし、一生会えなくもいいと言っていた。
その方はネットで知り合った女性ではない。実際に会った事もあるし、今でも会おうと思えばいつでも会えると…
Aさんとその女性は心で繋がっていて、恋愛を超えた関係だそうだ。SEXはしていないようだった。
Aさんは心の中にいるその女性のことを想いながら、一生生きていくと言っていた。
当然、私なんかが入り込む隙間はない。
それでも私は闇を抱えているAさんを助けてあげたいと思っていた。私にできることが何かあるのではないかと。
大切な女性がいることを知ってからも、私は変わらずAさんにLINEを送っていた。
会いたいとか恋人になりたいなんて、全く思っていなかった。
ただ、Aさんに生きていればきっと楽しいこともあるよってことを、わかって欲しかった。
「死にたい」なんて、もう2度と考えないで欲しかっただけだった…
これは2019年11月頃の話です。
私はこのままAさんのことを想い続けていいものか悩んでいた。
家族に対する後ろめたさもあった。
私はこの頃、誰かに話を聞いて欲しくて仕方がなかった。
1人で悩んでいるのは、あまりにも辛すぎる。
そんなことを考えていた時、私の運命を変える出来事があった…
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